びでお~様(神奈川県・58歳・男性)の体験談です。

ある日新聞のチラシの中に、となりの町に新しい公営住宅ができ、その申し込みを受け付けているという記事をみつけた。
当時は、マンションとは名ばかりの民間のアパートに暮らしていたので、多少なりとも条件のよい公営住宅は魅力的だった。

休日の午後、さっそく妻と二人でその公営住宅を見に行くことにした。職場のある町までは、これまでより20~30分ほど時間がかかるが、通勤に不便というわけではない。
高層マンションの上層階にまだ空きがあるという、家賃も現在のものと比べればそれほどの差はない。それに何より、これまでより駅や商店街も近い。
そんなわけで、冷やかしのつもりが即決で仮契約をしてしまった。公営住宅とはいえ、新築物件だし、高層階の眺望が最高だ。

引っ越しは2週間後からOK。さっそく、そのための準備に取りかかった。だがそうはいっても、引っ越し業者などどこにいるというのか。
今どきの頼りはインターネットしかない。さっそく検索。あるある。ありすぎるくらいある。こんなに引っ越し業者があるのか。こんなにあったらどこがいいのかもわからないじゃないか。
いつだっだか、テレビのコマーシャルで、カップルがベビーカーを探している様子が映し出され、たくさんあるベビーカーを選ぶのに悩んでおり、ナレーションで「人は選択肢が多いほど選べなくなる」と解説していた。そう、たしかに数が多いのは消費者にとってありがたいことだ。だが、逆に選択の幅が多い分、どれを選べばよいのかわからなくなる。どうしよう。

そんなとき、引っ越し業者各社の比較をするというWebページを発見。これなら、いくつかの会社から比較検討ができる。
探せば、安くてよい会社もあるかもしれないが、今はそんな余裕はない。ほかにも各種の手続きが山ほどある。
とりあえず、この比較サイトに書き込みをして、引っ越しの見積もりをしてもらうことにした。条件を入力し、返事は各社がメールで知らせてくれるということだ。
メールなら仕事中でもチェックできる。接客することが多い仕事をしていたので電話には応じきれない。
やがて数社からメールが届き、予定していた金額よりも安い見積もりを出してきた会社が1社。即連絡をして業者決定。対応もまずまずだった。

引っ越しは、隣町ということもあり、半日程度で完了。引っ越し見積りのありがたさを実感した出来事であった。ただ一つ残念なのは、電話で連絡をしてきた業者があったこと。小さなことでも約束を守らない会社に、家財道具を運ばせることはできないと思った。